題しらず | 読人知らず | |||
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「這ふ」という言葉を使った他の歌としては、秋歌下に置かれている 262番の貫之の歌に「ちはやぶる 神のいがきに はふくずも」という歌があり、つる草関係でいえば 702番の「梓弓 ひき野のつづら 末つひに」という歌もあり、「絶えぬ心」ということでは、703番の「ことしげくとも 絶えむと思ふな」という 「夏引きの手引きの糸」の歌がある。また、この歌は 699番の読人知らずの「なみに思はば 我が恋めやは」という歌からの距離を考えさせられる歌でもある。 「うれし」という言葉を使った歌には次のようなものがある。 「かなし」については 578番の歌のページを参照。 |
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( 2001/11/15 ) (改 2004/03/07 ) |
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