| 題しらず | 読人知らず | |||
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「音を立てる」というのは自ら気持ちをあらわにして人の噂になる、世間に知れるということ。恋する気持ちは、その激流のように激しくとも、ということを合わせている。 この歌が流れの激しさと音について言っているのに対して、吉野川の水の早さで恋の気持ちを詠ったものとしては、次のような貫之の歌がある。 |
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| 「行く水」を詠った歌の一覧は 522番の歌のページを参照。 「恋死ぬ」という歌には次のようなものがある。 |
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| ( 2001/10/02 ) (改 2004/03/06 ) |
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