| 題しらず | 読人知らず | |||
| 816 |
|
|
|
間に挟まれている "海人の住むてふ" というのは 「浦」を出すための序詞と考えられるが、どこか粘るようなしつこさがあって、この歌の雰囲気と合っている。 「〜てふ」という表現を持った歌の一覧は 36番の歌のページを参照。 "うらみつる" は 「うらみ+つる」で、「恨む」の連用形+完了の助動詞「つ」の連体形。例のように 「浦見る−恨む」を掛けている。 この歌は恋歌五にあるが、似たような歌としては、恋歌三に次の在原元方の歌がある。 |
| 626 |
|
|||||||
| 「立ち返る」という言葉を使った歌の一覧については 120番の歌のページを参照。 |
| ( 2001/11/26 ) (改 2004/02/18 ) |
| 前歌 戻る 次歌 |