| 題しらず | 読人知らず | |||
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| "岩清水" の「岩(いは)」から "言はで" の 「いは」を導いて、口には出さずに思っているのだけれど、という恋歌である。 「あふ坂の関」は現在の滋賀県大津市逢坂一丁目あたり。 「あふ坂の関の岩清水」は、忠岑が古歌を献じた時に添えた次の歌でも使われているので、かなり有名だったものか。 「あふ坂」を詠った歌の一覧は 374番の歌のページを参照。 |
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| また 「岩−言は」を使った歌としては、次の読人知らずの 「岩つつじ」の歌が同じ恋歌一にある。歌の内容は似通っていてどちらもあまり面白味がないが、二つを合わせてみると、おいしい水で作ったイチゴ・シロップのかき氷のようでもある。 |
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| 「清水」を詠った歌には次のようなものがある。 「清し」という言葉を使った歌の一覧については 925番の歌のページを参照。 |
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| 「こそすれ」という言葉を使った歌の一覧は 1029番の歌のページを参照。 |
| ( 2001/11/28 ) (改 2004/03/12 ) |
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