あす春立たむとしける日、となりの家のかたより風の雪をふきこしけるを見て、そのとなりへよみてつかはしける | 清原深養父 | |||
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一応、自分の家を冬、隣の家を春に見立てて、立春の日を 「中垣」をその境としたものだろうが、いかにも 「シャレたことを言うでしょう」という感じのする嫌味な歌である。隣に送った歌ということでは、167番の「妹と我が寝る 常夏の花」という躬恒の歌が思い出される。 |
( 2001/11/15 ) (改 2004/02/15 ) |
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