| 題しらず | 読人知らず | |||
| 641 |
|
|
|
言葉としては 「朝露」を序詞にして 「置く−起く」を掛けているだけだが、名詞をたくさん詰め込んだ密度の濃い歌である。暁を過ぎて空が白々と空け始める頃の時間帯を 「東雲(しののめ)」と言い、それにホトトギスを合わせた歌としては次の貫之の歌があるが、この 「暁の声」の歌も貫之のものであってもおかしくないような雰囲気がある。 |
| 156 |
|
|||||||
| また、 "朝露" と 「置く−起く」の掛詞を使った歌としては、次の読人知らずの歌がある。 |
| 375 |
|
|||||||
| 「うつつ」という言葉が使われている歌の一覧については 647番のページを参照。 |
| ( 2001/09/19 ) (改 2004/02/23 ) |
| 前歌 戻る 次歌 |