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古今和歌集に関する雑記

  2005年01月06日(木)   古よみの部屋オープン
ずいぶん時間がかかってしまいましたが、ようやくオープンです。色々な意味でニッチなソフトですが、一部の人には楽しんでいただけるものと思います。今日ベクターの方に新規登録のお願いをしておきました。多分、一月末までにはダウンロードできるようになるでしょう。 
 
古・・・古今和歌集を 
よ・・・読んで 
み・・・みましょう 
 
という(Bou株価電卓に続き)安直なネーミングです。

  2004年03月20日(土)   二周目の見直し作業終り
2003/10から約5ヶ月かかった「古今和歌集の部屋」の見直し作業がようやく終りました。まだまだヌルイところが多いと思いますが、今回はこの辺にして、後は間違いが見つかったら随時修正するメンテナンス・モードに入ります。 
 
古今和歌集関係では、もう一つやっておきたい作業があり、それこそが容量の多いサーバーに移った動機なのですが、こちらはプログラムが絡むことなので、いつ出来ることやら。

  2004年01月03日(土)   古今和歌集研究集成
今日の朝日新聞の朝刊の広告で見たのですが、風間書房から 
 
「古今和歌集研究集成・全三巻」 
増田繁夫,小町谷照彦,鈴木日出男,藤原克己 編著 
 
というのが出るそうです。 
 
一 古今和歌集の生成と本質(一月刊) 
二 古今和歌集の本文と表現(二月刊) 
三 古今和歌集の伝統と評価(三月刊) 
 
という構成で、 
 
「古今和歌集撰進一一〇〇年記念企画」 
「現在の研究成果を結集した書き下ろし論文集」 
 
だそうです。ぜひ読みたいところですが、各12,000円というのが...

  2003年10月27日(月)   ホトトギスの托卵
去年、遠鏡篇を作っている時に366番の打聴の「すがる・なす」の説のところで、真淵が万葉集の中でのホトトギスの托卵について 
 
...鶯のかひこの中におひ立て飛行ては... 
 
と触れていたので、その時気がついていたのですが、今日ようやく422番のところで「古今和歌集の時代に托卵が知られていたかどうか不明」としていた内容を修正しました。今週末にアップデートします。

  2003年10月10日(金)   古今和歌集の部屋の見直し
ホームページ移転のついでに「古今和歌集の部屋」の内容を見直していますが、さすがに二年前ともなると、自分で書いたものながら、何でこんなことを書いているのか、理解に苦しむ部分が多々あります。 
 
そこで少しづつ直しはじめましたが、全部を見直すとすると、ホームページの移転が半年後ぐらいになりそうなので、ある程度のところで見切らなければなりません。

  2003年01月18日(土)   「古今和歌集の部屋」遠鏡篇
ようやく出来たのでアップしました。「古今和歌集の部屋」の本体を作った時にはノートPCの左Ctrlキーを壊しましたが、今回はタッチパッドの左ボタンがもげてしまいました。

  2002年12月23日(月)   カメラを売って古書を買う
今日フジのGA645Ziを売って、賀茂真淵の「打聴」を買いました。 
(嘉永二年の八冊本ですが) 
さて、これで材料は大体揃ったかな。

  2002年10月07日(月)   国立国会図書館のデータ
株の方はシャレにならないほど下落していますが、先週の終わりにスラッシュ・ドットというサイトで「国立国会図書館のサイトで明治時代の蔵書がGIFで公開されている」という情報を見て、どんなものがあるかざっと見てみると、 
 
・大井川行幸和歌 
・古今和歌集遠鏡 頭書 
・定家家隆両卿五十番歌合 
 
などが目につきました。でも「古今和歌集遠鏡」は200ページ以上もあってブラウザではとても見ていられません。ドラッグ&ドロップでファイルに落とすのも面倒です。結局フリーウェアのお世話になることにして、irvine+FileRenamer2000+ViXという組み合わせで、余白をトリミングしたPNGファイルとしてローカルに保存することができました。これならViXの全画面表示でInspironでも読むことができます。内容を知るだけなら、かえってPDFファイルよりも読みやすいかもしれません。 
 
【今日の日経平均】 8,688 -339

  2002年09月23日(月)   アゲテカゾフベカラズ
8月29日にこの雑記帳で「細川幽斎聞書」に出てくる「不可勝計」というのは何と読むのかわからないなあ、と書きましたが、今日本屋で次の本を見つけて購入しました。 
 
「基礎・古文書のことば」 秋山高志 (2001 柏書房) \2,300 
 
そのはしがきに 
 
初心者にとっては難しい、たとえば「不得止」「不可勝計」などの漢文様の言いまわしで、頻出する用語も採用した。 
 
とあり、まさにうってつけです。古文書というと証文とか消息のイメージがあったので、そちらの方には頭が回りませんでした。ただ「不庶幾事」はまだわかりませんが。

  2002年09月03日(火)   間違い
前にこの雑記帳に「細川幽斎聞書」の内容について、 
 
「新古今は初心の人が見て習うには適さない(見てわろし)」という定家の言葉を引いているのが、目につきました。「歌を心得た人ならいいけれどね(苦しかるまじき)」とも言っています。 
 
と書きましたが、これはその前に「近代風躰云」とあるのを見逃していました。「近代秀歌」なら定家ですけれど、「近代風躰」は「近来風体」のことである、と解説にあるので「近来風体抄」なら定家ではなくて二条良基ですね。 
 
あと「京極黄門庭訓抄云」という言葉がよく出てきますが、解説によるとこれはみな定家(=京極黄門)の「毎月抄」からの引用のようです。「庭訓(ていきん)=親から子への教え」という言葉を一般的に使っているのか、「毎月抄」が「庭訓抄」と呼び習わされていたのか、よくわかりません。 
 
【今日の日経平均】 9,217 -304


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