今日は雨だったので雨の時の写真を撮りに行こうかと思いましたが、結局やめました。    代わりにつん読状態だったマーサ・グライムズの"The Stargzey"(1998)を読みはじめました。今はMelrose PlantがMayfairの紳士クラブに着いたところです(11章)。    Richard JuryがはじめてMona Dresserを訪ねた場面で、若い頃女優だったMonaが「ノスタルジーに浸るためにいらっしゃったわけではないわね。事件のことで、リンダとお話したいのでしょう。それとあのコートの件と。」とため息をつくのを    "Yes to all three of those, Ms Dresser." Jury smiled.    と続けるところはグライムズらしくてよかったと思います。でもMonaの家もその外見もLady Ardryのそれとそっくり、と言われたり、Vivianの話でドラキュラとかヴァンパイアとか言われても、この本から読み始めた読者には何のことかわからないと思います。だからきっと売れる部数が限られてしまって日本語訳が出ないのでしょう。主要な登場人物のキャラクターさえ押さえてしまえば、話を進めるために殺人が起きたり、動物+子供のパターンが続いたりする欠点が気にならないほど面白いお話なんですが。
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